最近熱い日が続き、家でもクーラーをガンガンにつけて体を冷やすことが多いですよね。
もちろん、体が冷えてしまうと体が硬くなりギックリ腰なども多くなります・・・
今日はそんなギックリ腰について話そうと思います。
ぎっくり腰は、そもそも正確な病名ではありません。
そのため、症状や実際に痛めているであろう場所や原因などによって診断名としては大きく変わってくるものだ、とご理解いただければと思います。
まず、ぎっくり腰になったときに考えられる原因が腰椎椎間板ヘルニアの急性の状態です。
椎間板という背骨同士の間にあるクッションを傷めてしまうことです。
症状としては、中腰で体を捻じる、さらに重いものを持ったままで歩く、なんてことで急に痛みがでてしまうものです。
ヘルニアになった場合、腰が痛いだけでなく徐々に足に力が入りにくくなったり、膝から下が寝ていても痛みがでたり、なんて症状も特徴的です。
次に考えられる原因が、椎間関節という背骨の関節が引っかかるような感じになるぎっくり腰があります。
症状としては、しゃがんだところから急に立った時や、体を捻った瞬間にギクッと腰が痛くなることがあります。
さらに、ぎっくり腰といっても腰椎という背骨の問題でない原因の時もあります。
代表的なものが、骨盤の関節、仙腸関節といわれるものの捻挫です。
若い人に多いのですが、床に座っているところから急に立とうとしたときや、体育座りから立った時、普段であればコタツから立つときなんかが要注意です。
痛みの症状としては、かなりピンポイントでズキッと痛むことが特徴です。
あと、背骨の関節以外でぎっくり腰になる原因としては、筋肉の問題があります。
極端にいうと「筋肉のこむら返り」のようなことが腰で起こることがあります。
長時間の同じ姿勢のあとに動こうとしたときや、ソファに座っていて気づいたら起き上がれなくなっていた、なんて症状もあります。
実は、先ほどの骨盤の関節の問題と並んで妊婦の方や出産後の女性によくあるぎっくり腰のパターンでもあります。
このように、ぎっくり腰と一口に言っても様々な原因や症状が考えられます。
適切な診断を受けることで初めてそれぞれに適切な対処ができます。
もしギックリ腰になってしまった、なっている人がいる、ときはお気軽にご相談ください!!
自在な整骨院・はりきゅう院 下関院
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